V21エアロステムを装着したCanyon Speedmax CFで、深い穴に落ちるといった大きな応力がかかる事象などにより激しい衝撃を受けた場合、ごくまれにフォークコラムにひびが生じる、または破損することが判明しました。これによりコクピットアセンブリ（ステムおよびハンドルバー）が脱落する可能性があります。これによって転倒の危険が生じるおそれや、走行中の状況や環境によって、深刻な場合には負傷に至る可能性もあります。

対象となるモデルをご使用のお客様は、バイクのご使用をただちに中止し、プロのバイクメカニックがお客様のフォークを確認し、修理を完了するまではバイクに乗らないようにお願いいたします。

修理内容は、フォークコラムの検査、フォーク交換（必要な場合）、予防措置としてのフォークコラム補強となります。

今回の対応措置により、ステアリングアセンブリの機能、および乗車感覚に影響が出ることはありません。

V21エアロステムを装着したSpeedmax CFのみが対象となります。他のすべてのモデルのSpeedmaxに関して、この問題の影響はありません。

対象外となるモデル：

プロのバイクメカニックにより、以下の手順で検査と修理を行う必要があります。

Canyonは現在、フルリペアプログラムの準備を進めており、予定どおり12月に確実に開始いたします。修理の対応を開始した後、対象となるお客様に対して可能な限り速やかに、修理を開始した旨と、必要となるあらゆる詳細情報をお伝えいたします。弊社では、お客様の最も都合のよい形で修理の対応をさせていただきたく存じます。修理費用は弊社が全額負担いたします。

修理に関して、今すぐこれ以上の措置を取る必要はございません。次のステップについては、本ウェブサイトでできるだけ早くお知らせいたします。また、その旨のメールもお客様に直接お送りいたします。

Canyonは、ニュージーランドのタウポで開催されるアイアンマン70.3世界選手権を始めとしたさまざまなレースへの出場を予定している選手やサポートライダーのみなさまに向けて、緊急に数量限定の「ノンシリーズ」修理キットをリリースしました。ノンシリーズの部品は表面の最終コーティングや塗装を施していません��、パフォーマンスへの影響はありません。

専用修理キットはフォークコラムの補強を目的とした設計となっています。修理プロセスは、フォークコラムの検査、およびクランプ部分に破損が見つかった場合はフォーク交換となります。

さらに、フォークには予防措置としてフォークコラムのクランプ部分周辺の補強を実施します。この補強措置では、アルミスリーブをフォークコラム内に接着し、現在装着されているエクスパンダーを交換します。修理費用は弊社が全額負担いたします。

今回の対応措置により、ステアリングアセンブリの機能、および乗車感覚に影響が出ることはありません。

お客様にご都合のよい形で対応させていただくため、Canyonサービスパートナーネットワーク、またはお近くのワークショップで修理をお引き受けいたします。修理費用は弊社が全額負担いたします。アップデートはできるだけ早く行われます。

このお知らせを新しいオーナーの方、または該当する第三者の方に転送していただけますと幸いです。

弊社へのお問い合わせの際にはお問い合わせフォームをご利用ください。安全に関する情報がどの程度周知されているかを弊社が把握できるよう、ご協力いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。