Canyonロードバイクのフレームサイズの選び方
自分に合ったサイズのロードバイクを選ぶためのヒントやアドバイスをまとめました。
お目当てのロードバイクを見つたら、次はサイズが自分に完璧に合っているかどうかを確認しなければなりません。では、どのようにすれば適切なサイズが購入時にわかるでしょうか？
オンラインでバイクを購入するのはハードルが高いと感じる方もいらっしゃるでしょう。Canyonは、理想的なバイクサイズを確実に選んでいただけるように、かなりの額を投資してパーフェクトポジショニングシステム（PPS）を開発しました。
バイクに乗るなら、必ず自分に合ったサイズのものを選びましょう。そうでないと気持ちよくライドを楽しむことができません。サイズが大きすぎると体が伸び切ってしまい、小さすぎると膝が縮こまってペダルを踏むたびに肘に当たります。
適切なサイズを選ぶことは怪我の防止にもつながります。怪我を減らすことができれば、その分バイクに乗る時間が増えて 一石二鳥です。
最初から適切なサイズのバイクを手にすることができれば時間とお金を節約できるという点も無視できません。自宅に届いたバイクを箱から出して組み立ててみたらサイズが合っていなかった、ということになったら落ち込んでしまいます。
ロードバイクのサイズを選ぶときに測る体の部位
ロードバイクのサイズ選びは難しいものではなく、体の2か所を測るだけです。
- 身長
- 股下丈
これらの値を測って各モデルの製品ページにあるバイクサイズ計算ツールに入力すると、自分にぴったりのサイズがわかります。
自分にぴったりなサイズのロードバイクを選ぶには？
ロードバイクのサイズについて、まずはバイクのジオメトリーを詳しく見ていきましょう。詳しくはロードバイクのジオメトリーについてのガイドをご覧ください。バイクサイズチャートについて詳しくない方にも簡単にお読みいただけます。また、ひさしぶりにバイクを購入するという方にも、復習にちょうどいいのではないかと思います。
ジオメトリーは年々進化しており、各バイクメーカーは自社独自のスタイルと技術をバイクに投入しています。同じメーカーのロードバイクでも、エアロバイクとエンデュランスバイクなど、モデルによってジオメトリーが違うことがあります。
つまり、バイクは見た目だけでなく機能的にも優れていることが求められるため、非常に幅広いバリエーションがあるのです。
バイクにはさまざまなサイズがありますが、たいていの場合、ロードバイクのサイズチャートで最も重要となるのは次の値です。
- シートチューブ長
- スタック
- リーチ
従来、フレームサイズはトップチューブの長さを参考にして選んでいました。52、54、56、58といった数字はシートチューブの長さを表しています。最新のロードバイクはヘッドチューブとシートチューブの角度や長さが多様化していて、新しいバイクのサイズを選ぶ際には重要となります。このため、Canyonも含めた多くのメーカーで、サイズの選び方が変わってきています。Canyonでは、以下のように数字ではなくアルファベットでサイズを表記しています。
Canyonロードバイクのサイズ
Canyonは、バイクメーカーの中でも特に幅広いサイズを取り揃えています。過去のデータを参考にすると、Canyonの各バイクサイズに適合する身長は大まかに以下のようになります。
- 3XS：152cm～160cm
- 2XS：160cm～166cm
- XS：166cm～172cm
- S：172cm～178cm
- M：178cm～184cm
- L：184cm～190cm
- XL：190cm～196cm
- 2XL：196cm～204cm
現在、Canyonには女性専用設計のロードバイクはありません。サイズを幅広く揃えていますので、性別にかかわらずどなたでも自分に合ったバイクをお選びいただけます。詳しくは、Canyonロードバイクプロダクトマネージャーのダン・ヘイダーが執筆したバイクサイズに関する記事をお読みください。
スタックとリーチから自分に合ったロードバイクのサイズを選ぶ
ライダーの生理学的特性によってロードバイクの適切なサイズは変わるため、個人の好みが重要になることもあります。自分が2つのフレームサイズの適合身長の中間あたりである場合は、もう少し詳しくサイズチャートを見てみましょう。
Canyonのバイクサイズチャートにはスタック+とリーチ+という数値があります。これらの値はバイクのスペーサーや標準装備のステムまでを考慮していて、サイズ選びにおいて実際的な値となります。
リーチが長いと体が伸びるようなフォームになります。スタックが高いとアップライトなライディングフォームになります。この2つの値は、ロードバイクに乗ったときのポジションを知るうえで重要です。
エアロロードバイクはライディングポジションがよりアグレッシブになります。このようなバイクは、エアロダイナミックなポジションを深く取れるように、リーチが長くてスタックが低くなっています。レースバイクでも同じような傾向があります。
エンデュランスバイクでは快適性がかなり重視されています。このようなバイクはリーチが短く、スタックが長くなっています。
ロードバイクの調整方法
ここからは、自身の生理学的特性も考えながらフィッティングしましょう。体の柔軟性や過去の怪我の影響などについて考慮します。低いエアロダイナミックなライディングポジションを長時間維持することができますか？ それが難しいようであれば、スタックが少し高めのバイクをおすすめします。
ロングライドをするなら、快適性が高いバイクのほうが楽に乗れるでしょう。
ライドを快適にするためにロードバイクのサイズを微調整する方法はたくさんあります。ライダーとバイクが接するパーツの中でも特に重要なサドルは、慎重に選ばなければなりません。サドルを交換するとポジションが改善され、もっと快適にライドを楽しめるかもしれません。
他にも、ステムを交換してリーチを調整したり、スペーサーを追加してハンドルを上げスタックを高くしたりといったことができます。ちょっとした変更でも大きく影響することがあるため、変更するときは少しずつ変えていきます。バイクと接する部分のパーツは、オンラインショップのラインナップからご自由にお選びください。
ロードバイクのサイズについてのアドバイス
Canyonなら、皆様にぴったりのサイズのロードバイクが必ず見つかります。ロードバイクのサイズ選びは難しくありません。以下のステップで理想的なサイズを選んでください。
- 身長と股下丈を測定し（念のため2回測りましょう）、製品ページのサイズ計算ツールに入力する
- 快適なポジションで乗れるようにスタック+とリーチ+を確認する
- 細かく調整して完璧にポジションを出す
- プロのバイクフィッターを訪ねて意見を聞く
- ロードバイクを購入してライドを楽しみましょう！
ちょうどいいサイズが2つのサイズの中間あたりだという方は、ジオメトリーチャートを詳しく見てみましょう。それでもまだお悩みの場合、Canyonがサイズ選びをサポートします。試乗会の情報をイベントページやソーシャルメディアチャンネルでお伝えしていますので、お客様の地域の試乗会をご確認ください。
また、ロードバイクのサイズが完璧に体に合うようにお手伝いするプロのバイクフィッターを探すのもおすすめです。Googleで検索すると、最寄りのバイクフィッターの情報が得られるでしょう。スペシャリストがお客様自身の健康状態、運動能力、生理学的特性を考慮し、新しいロードバイクの最適なジオメトリーを出してくれます。
購入したロードバイクのサイズが適切でなかった場合、30日間は無条件でご返品いただけます。
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