現在使用しているマウントに不満はありませんか?
自分のバイクを格好よくしたいと思うのは、当然のことです。GPSやサイクルコンピューターで位置情報やスピード、心拍数などのさまざまな情報を記録している方が多いと思いますが、GPSマウントはどうやって選んでいますか? 現在のデバイスには、ハンドルにしっかりと装着できる専用マウントが必ず付属しています。しかし、それよりも優れたGPSマウントがあるかもしれません。
GPSマウントの中には、2本のゴムバンドをハンドルやステムに巻き付けて留めるだけのきわめて簡易なものもあります。しかし、このようなマウントでは正しい位置に保持するのは難しく、注意していないと外れることもあります。強い振動や衝撃を受けるオフロードでは特に強い固定力が必要で、貧弱なマウントだとGPSデバイスをしっかりと保持できません。
さらに、重量に対してシビアなライダーなら、少しでも軽いGPSマウントが欲しいでしょう。デバイスに付属のマウントより数グラムでも軽いものがないか、気になるのではないでしょうか。そのような場合は、GarminやWahooのマウントに交換すると良いかもしれません。
AlpitudeやGarminのマウントやホルダーを自分のバイクに取り付ける場合、どのような点を考慮して選べば良いでしょうか?
マウントを選ぶ際の注意点
バイクのGPSマウントは、堅牢性、固定方法、材質など、走る場所の条件に合わせて選ぶ必要があります。
重量と堅牢性
舗装路で乗る場合は、突然大きな衝撃を受けることは少ないため、マウントを選ぶ際には重量がより重要となるでしょう。このため、軽量でそれほど目立たずスタイリッシュなGarminのGPSブラケットが良いでしょう。重量だけでなくデザイン性も大切にしたいものです。
一方で、軽いマウントはオフロードにはあまり向きません。荒れたトレイルを下るようなレースで穴ぼこをいくつも越えるような走りをするなら、固定力が強いものが必要です。軽量なユニットだとグラついて本体が脱落しやすいため、MTB Garminマウントは多少重くても頑丈さが重視されています。
一体型vs別体型
GPSマウントは、ハンドルに取り付ける脱着式のものと、一体型システムとしてステムに取り付けるものがあります。ゴムバンドで取り付けるだけの非常に簡易な脱着式マウントもありますが、このようなタイプは固定力が高くありません。信頼性が高いGarmin製マウントは固定バンドでハンドルに取り付け、ネジ止めします。このため激しい振動に何度でも耐え、日常的な使用にも適しています。
しかし、路面状況がさらに厳しかったり、固定時にパーツを傷めないようにしたい場合は、一体型マウントが理想的です。Garminのステムマウントは、ステムのアタッチメントに直接固定するため、脱落の心配がありません。重量は、Canyon MTB Garminマウントであればわずか18gです。洗練されたスマートなデザインで、Wahooのマウントと同じく簡単に回転させることができます。
金属製vsプラスチック製
一般的に、プラスチック製マウントは軽量で簡易なものが多く、シンプルなGarminのハンドルマウントはほとんどがプラスチック製です。また、価格面でも魅力的です。しかし、荒れた路面ではプラスチック製マウントだと脱落しやすく、トレイルで転倒したときに壊れることもあるでしょう。
このため、GarminのGPSブラケットには金属製のものもあります。金属製マウントは頑丈で、取り付け時にブラケット自体を傷めにくいという利点もあります。また、金属製のものはあまり目立ちません。見た目がシンプルなものが多い一体型マウントは、ほとんどが金属製です。本格派のサイクリストなら金属製GPSマウントが最適です。脱落しにくく、頑丈で耐久性が高いほか、デザインも優れています。
どのマウントが良い?
当然のことですが、自分が使用するデバイスと互換性があるGPSマウントを使用しなければなりません。Garmin Edgeをハンドルに取り付けるなら、Garmin Edge Aeroマウントが最適でしょう。ハンドルに固定すると、ライダーの視界に入りやすいというメリットがあります。また、ハンドルマウントではステムやハンドルのスペースを取ってしまいますが、このマウントならライトなどの機器を取り付ける場所や手を置く場所を狭めることがありません。
Wahoo ELEMNT Roamを使用しているなら、Wahoo ELEMNT Roam Spoonマウントが理想的です。スタイリッシュでどんな種類のバイクとも相性が良く、2本のネジでしっかりと固定されます。また、UCIのガイドラインにも準拠しています。Wahooユーザーの方にきっとご満足いただける製品です。
センターマウントがお好みの場合は、Topeak RideCaseセンターマウントブラケットが良いでしょう。スムーズな路面のサイクリングに適した固定位置で、G-Earアダプターと合わせるとロードバイク用Garmin製品にぴったりです。
Canyonは、2022年に新たにGarmin用とWahoo用のカーボン製3DプリントGPSマウントをリリースしました。重量を少しでも削りたい方には最適の製品です。この3Dプリントマウントは、わずか17gという市販品としては最高レベルの軽さです。パリ~ルーベを含め、プロによるさまざまなテストを受けているため、きっとご満足いただけます。