バイクパッキングバッグのパック方法
キャニオンのガイドで、バイクパッキングバッグに正しくパックしましょう。
バッグにパックしてアドベンチャーに出かけましょう!パッキング未経験の場合、パッキングはときに「言うは易し行うは難し」です。経験豊富であっても、自分のセットアップを微調整する余地は常にあります。
バイクパッキングバッグは、サイクルツーリング、軽いツーリング、そしてレーシングに最適です。数日のサイクリングに必要なすべてを持ち運ぶという、いろんな意味で純粋かつ自由なライディングを体験できます。
バイクパッキングバッグのガイド
まず、手持ちのキットすべてのために適切なバイクパッキングバッグを手に入れなければなりません。標準的なバイクパッキングのセットアップには、次のようなバッグが含まれます。
- サドルバッグ
- ハンドルバッグ
- フレームバッグ
- アクセサリーバッグ
各バッグに入れることをおすすめする品物に詳しく触れる前に、愛車のフレームにバッグがフィットするか確認する必要があります。
トップチューブの長さを測ってください。次に、ボトルケージにボトルを入れた状態で、トップチューブ下の利用可能な空間を測ります。これが、フレームバッグの大きさや、水をバイクに積み込む方法を決定するのに役立ちます。
バイクパッキングバッグ(ときにはパックと呼ばれます)にはさまざまな形状、サイズ、仕様があります。防水、超軽量、ボルトオン、ベルクロ、ハーネスアタッチメントなど、選択できる項目のリストはかなりあります。あらゆる好みに合うものがあります。
キャニオンのバイクパッキングバッグには、ベルクロストラップ使用のものと、ボルトオンバッグがあります。ほとんどのバイクパッカーに適合する汎用性、使いやすさ、簡単な取り付け方法を備えるからです。
サドルバッグに入れるもの
ほとんどのバイクパッカーは、頻繁に使う可能性が低い寝具一式やその他の重いものを入れるためにサドルバッグ(しばしばシートパックと呼ばれます)を使用します。
- 寝袋
- スリーピングマット
- 夜間用の衣服(たとえば断熱材入りのジャケット)
- レインウェア
最も重い品目をバッグの底の方にパックします。そうすることで、走行中のバッグの振れを防ぎます。バッグが防水でないなら、天候不順の可能性がある場合、寝袋を防水の袋に入れた方がいいかもしれません。
バイクにドロッパーポストが付いている場合は、サドルバッグが対応品であることを確認してください。ストラップが切れてぐらつくバッグで長い数日間のライドをこなすのは、大変好ましくありません。
ハンドルバッグにパックするもの
たまにしか使わない品目を納めるのには、ハンドルバッグも最適です。ハンドルバッグの重量には注意してください。特にオフロードでバイクのハンドリングに影響します。
- 寝袋
- 夜間用の衣服
- 調理器具
ハンドルバッグは、左右両側に口があるものが多くあります。ブレーキレバーとドロップバー(装備車の場合)に近いために、他のバッグよりも少々開けにくくなっています。そのため、ハンドルバッグを開け閉めするのは、1日の始まりと終わりだけにしておくのがよいでしょう。
そう考えると、ハンドルバッグにしまうものとしてはテントがベストです。テントに手を伸ばすのは1日の終わりですし、それまでは他のものから別にしてきちんとしまっておけます。また、調理器具と夕食の食材もハンドルバッグに入れるのに大変適しています。
フレームバッグにパックするもの
フレームバッグには、ライディング中も簡単に手が届きます。ライド中にすぐに必要になりそうな実用的な品物をフレームバッグに入れましょう。
- 工具
- 予備部品(チューブ、クイックリンク、パンク修理キットなど)
- 食べ物
- バッテリーパック
- 軽量の上着(アームウォーマーやパッカブルジャケットなど)
フレームバッグでありがちな失敗は、荷物の詰め込み過ぎです。バッグが膨れてライド中に膝にこすれてしまいます。ちょうどよい状態にするには調整が必要かもしれませんが、結局のところその価値はあります。
サイズの小さいフレームを使っている場合、フレームバッグ取り付け用の空間があるかどうかを考慮に入れる必要があるかもしれません。ウォーターボトルを積み込むと、空間が限られることがあるからです。
サイズの大きいフレームを使っているライダーは、ときどき、水用のブラダーでフレームバッグをいっぱいにすることを選びます。こうすることで、大量の水を運ぶことができるため、頻繁に止まらなくてもよくなるのです。
その他のバイクパッキングバッグ
サドルバッグ、ハンドルバッグ、そしてフレームバッグの3種類は、バイクパッキングの世界で最も多く使用されるものです。しかし、セットアップを完璧にするのに、他にも多数の種類があります。
- トップチューブバッグ:電話、少々のスナック、お金をしまっておくのに最適です。
- ステムバッグ:余分の食料や追加のウォーターボトルを収容できる円筒状のバッグです。
- フォークバッグ:フォークにケージマウントのあるバイク(Canyon Grizlなど)であれば、自給体制を強力なものにするためのギアをさらに取り付けることができます。
- パッカブルなミュゼットバッグは、スーパーマーケットに駆け込んで、旅の後の行程で食べるスナックを買い込んでしまっておくのに大変便利です。
バックパックはバイクパッキング向きでしょうか?
バックパックは、あまり重くならないようにパックするなら、バイクパッキングに完璧にマッチします。1回に何日もかかる旅で背中に重いパックを背負っているのは、長い目で見るといいことがありません。
バイクパッキングバッグのパッキングのヒント
バイクパッキングバッグにパックする方法は完全にライダー次第です。それは個人の好みですし、あるライダーに役立つことが別のライダーには役立たないこともあります。
バッグへのパッキングでは、次の3つのヒントを守ることをおすすめします。
- 詰めすぎないこと:すべて持って行く価値のある品物なのか、慎重に考えてください。バイクが重いということは、走行速度が遅いということです。
- 軽量の代替品を探すこと:取るに足りない改善のために歯ブラシを半分に切り落とすなどということまでは不要かもしれませんが(バイクパッキングレースでもやっているなら別ですが!)、キットやバイクのコンポーネントをより軽量のものに取り替えたくなるかもしれません。
- 試運転ライド:アドベンチャーに本格的に取りかかる前に、バイクに荷物をフル搭載して短距離のループコースを走ってみてください。何かがこすれたり、キーキー音を立てたり、いらだちのもとになったりしても、出発前にきちんと整えることができます。
さあ、出発です。自然の中に姿を消してしまいましょう!
バイクパッキング&バイクバッグ
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