クロスバイク vs シティバイク どちらを選ぶべきでしょうか?

クロスバイクとシティバイクはどちらも、レクリエーションとしてグラベルトレイルや街乗りを気軽に楽しみたいライダーに適したバイクです。では、あなたに最適なバイクはどちらなのか。このガイドでご紹介しましょう。

Canyon
Canyon.com 公開:2020/12/22
クロスバイク vs シティバイク どちらを選ぶべきでしょうか?

クロスバイク vs シティバイク

サイクリングを新しい趣味として始めたい、あるいは通勤手段を自転車に切り替えたい人がまず検討するのが、 クロスバイクやシティバイク と呼ばれるジャンルですが、これらのジャンルには実にさまざまなタイプのバイクが含まれています。その中から自分にとって最良の一台を見きわめるのは、意外と難しいものです。レクリエーションとしてのサイクリングを楽しみたい方も、トレーニングや通勤に使いたい方も、まずはこの記事を読んで、クロスバイクとシティバイクの主要な特徴を理解するところから始めましょう!

クロスバイクやシティバイクは、市街地の移動手段として最も進化した形

シティバイクは市街地の移動という用途で使いやすいように設計されています。通勤でも日常の買い物でも、シティバイクにはストリートがよく似合います。通常、フェンダー(マッドガードとも呼ばれます)やラゲッジキャリアが標準装備となっており、頻繁なメンテナンスが不要なパーツを採用し、製品によってはライトも内蔵しています。このような装備により重量は若干増えるものの、反面、ストリートでの使用に耐えるよう若干頑丈に作られていることが多くなっています。また、シティバイクではジオメトリーも、快適性と視認性、さらには優れた機動性を実現するもので、混雑した道路や交差点でも可能なかぎり自信を持って走行できるようになっています。

クロスバイクは、近年大きく変化しているジャンルです。主に舗装路で使用する場合は、クロスバイクの中でも比較的細く滑らかなタイヤを備える軽量なタイプがぴったりです。ペダリング効率が高いため、長距離走行にも最適です。 ロード バイクと比べると、ハンドルバーがフラットな分だけ快適で、視界も広くなります。フレームにはアルミまたはカーボンが採用されることが多く、軽量で可搬性にも優れています。自宅や職場で室内保管する際、経路に階段がある場合などにも、軽さは非常に重要になります。

クロスバイクとシティバイクは どちらがよいのか?

クロスバイクかシティバイクかという選択の際に最も重要なのは用途です。市街地の自転車通勤に、あるいは日常の足として、もしくは自転車で街中であちこち出かけたいというような用途なら、シティバイクが正解でしょう。

一方、街から少し足を伸ばしてちょっと冒険してみたいのであれば、クロスバイクを視野に入れたほうがいいでしょう。クロスバイクなら、普段使いにも対応しつつ、シティバイクでは難しい長距離走行が可能です。平日は通勤に使い、週末には街の外にも出かけたいというような用途には、クロスバイクが完璧な一台になるでしょう。ちょっとしたグラベルや河川敷の未舗装路くらいであれば、街中の自転車レーンと同じくらい快適に走行できるはずです。

クロスバイクとはどんなバイクか?

クロスバイクは、ロードバイクとマウンテンバイク、さらに従来のツーリング向けバイクなどの特長を融合させ、さまざまな路面で高い走行性能を発揮できるように作られたバイクです。マウンテンバイクとツーリング向けバイクからは頑丈さと高耐久という特長を受け継ぎ、同時にロードバイク譲りのすっきりとしたシルエットと優れた空力性能を備えています。つまり、さまざまなバイクの特長を取り入れることで、さまざまな路面で高性能を発揮するバイクを目指して生み出されたのが、クロスバイクなのです。

クロスバイク=全方位型ソリューション

クロスバイクは一般に、フラットバーのハンドル、太めのタイヤ(28~42mm)、さまざまな斜度が快適に感じられるワイドなギアレンジを備えています。クロスバイクの中にもさまざまなタイプがあり、フロントサスペンション、ディスクブレーキ、電動アシストを備えたモデルも多数展開されています。最新設計のクロスバイクは、軽量のアルミフレームかカーボンフレームを使用しています。

さまざまなタイプのバイクの特長を取り入れているため、クロスバイクはジオメトリーひとつとっても非常に多様です。快適さを重視するという点はどのモデルでも共通していますが、そのためにフロントサスペンションのような装備を追加するとジオメトリーは大きく変わり、マウンテンバイクのようにトップチューブが傾斜したスローピングフレームになります。一方、サスペンションがなく、ロードバイクに近いジオメトリーのものもあります。

Hybrid Bike Canyon Commuter

クロスバイクが適している人は?

クロスバイクは、サイクリングを新たな趣味として取り入れようと考えている人や、毎日の通勤手段を自転車に切り替えようと考えている人に適しています。オンロードもオフロードも同じようにこなせるため、週末の冒険でも街中の散策でも路面を選ぶことがありません。快適性重視で設計されているため、街の外でも使いたいが、毎日の市街地移動も快適にしたいというライダーに向いています。

シティバイクとはどんなバイクか?

アーバンバイクあるいはコミューターバイクとも呼ばれるシティバイクは、短距離の通勤や街中の走行のために設計されています。クロスバイクの特長の多くを取り入れつつ、市街地での移動をより快適にする装備を組み合わせています。

シティバイクは、通勤や普段の移動をより快適にしたいと考えるライダーのためのバイクです。ハンドルはフラットバー、ほとんどすべてのモデルがマッドガードやチェーンガードを装備しており、さらにはライトや荷物の運搬や買い物に便利なパニアラックがついているものもあります。

従来、シティバイクではギアは最小限のものしか装備されませんでしたが、最新設計のものは高効率のドライブトレインとワイドレンジのギアを装備しており、街中で多少アップダウンが激しくても対応できます。

スピードよりも機能性を重視した設計

信頼性が高く、スタイリッシュで機能的なシティバイクは、渋滞や混雑した公共交通機関に悩まされることなく、通勤や街中の散策を楽しむための条件をすべて満たすよう設計されています。

シティライドに特化した設計のため、カバンや買い物を運べるキャリアや、悪天候に備えるマッドガードを装備するモデルも少なくありません。フラットバーのハンドルにより、上体を起こしたライディングポジションを取れるため、混雑した市街地でも安全かつ快適に走行できます。

シティバイクは軽量化よりも頑丈さを重視しており、意外に過酷な市街地での使用に耐える堅牢な設計が施されています。

Commuter Canyon Pathlite

シティバイクが適している人は?

シティバイクがこなせる役割は多岐にわたり、幅広い用途に対応します。コミューターバイクとして使うのもよいでしょうし、買い物に使う、都市内の見どころを巡る、あるいはエクササイズのために夜に公園で走るというような用途も可能でしょう。

クロスバイクまたはシティバイクの購入

社会全体が環境にも人間にも優しい都市環境へとシフトしようとしている中で、Canyonもこの課題に取り組んでいます。都市部で求められる自転車の条件は刻々と変化しています。Canyonはクロスバイクやシティバイクを通して、交通手段を自転車に切り替えたい、街中を散策してサイクリングに適した場所を開拓したいというような、時代を反映したニーズに対応していくことを目指しています。

Roadlite Canyon Roadlite

Canyonのシティバイク

Commuterは、 都市を颯爽と駆け抜ける流麗なシルエットと機能的な設計が特長のフル装備の通勤用バイクです。

全天候型バイクとして、一部のモデルでは内蔵型Supernovaライト、耐パンク性で転がり抵抗の小さいタイヤ、ディスクブレーキとパニアラックを備えています。また、内装変速ハブとベルトドライブシステムを採用しているため、メンテナンスの手間もかからず、市街地走行のパートナーとして完璧な一台です。

Pathlite Canyon Pathlite

Canyonクロスバイク

Canyonでは、オフロードにまで用途を拡げた高性能なシリーズで、クロスバイクのコンセプトを一歩先のレベルまで追求しています。Canyonのクロスバイクには4つのシリーズがあります。 Pathlite(パスライト)、 Pathlite:ON(パスライト:ON)、 Roadlite(ロードライト)、 そして Roadlite:ON(ロードライト:ON) です。

CanyonPathliteシリーズは、舗装路だけではなく軽いオフロード路面に乗り出してみたいと考えているライダーに最適な、エントリーレベルのクロスバイクです。機敏性、スピード、快適性を重視した設計で、軽量アルミフレーム、内装ケーブルルーティング、フロントサスペンション、ディスクブレーキを標準装備しています。

スタイリッシュなCanyon Roadliteシリーズは、よりスピードを重視しており、フレームはアルミまたはカーボンから選択できます。全モデルで、油圧ディスクブレーキとシルエットの美しい内装ケーブルルーティングを採用しています。

Canyon Roadlite:ONは、もっと遠くへ、もっと速く走らせてくれるバイクです。以前なら諦めていたかもしれない丘やルートまで征服するチャンスを提供してくれるでしょう。Fazuaの 250Whモーターにより、簡単に時速25kmでの巡航が可能でありながら、同時に通常のクロスバイクと同様にすぐれた汎用性と軽量性を実現しています。さらに、Fazua独自のモーター設計により、バッテリーとモーターシステムを取り外しが可能なため、E-バイクでありながら通常の超軽量クロスバイク並みに軽量化することができます。

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