初めてのマウンテンバイク購入
「マウンテンバイクの最初の一台に最適なモデルはどれでしょう?」 よくぞお尋ねくださいました!Canyonはあらゆる用途に適したマウンテンバイクをラインナップしています。だからどんなライダーのライディングスタイル、予算、スキルレベルにもぴったりの、あなたにベストマッチの一台を見つけることができるのです。
初めてのマウンテンバイク体験は、忘れられないものになるはずです。後から振り返ってみれば、ライドを共にした仲間、泥まみれで入ったカフェでの笑顔、初歩的なミスで「OTB」(オーバー・ザ・バー=前転)した友人、そして、そのとき乗っていたバイクのことが思い出されるでしょう。このスポーツに参加すれば、あなたにもそんなワクワクする体験が待っています。では、どこから始めましょうか?
マウンテンバイキングとは何でしょう?
まさに読んで字のごとくです。マウンテンバイキングとは、里山のシングルトラックから岩だらけの山岳トレイル、さらにはスキー場のバイクパークまで、アスファルトの舗装道路から可能なかぎり離れた場所でバイクに乗ることを指すと考えていいでしょう。マウンテンバイクには大きく分けて4つのタイプがあります。 クロスカントリー、 ダウンヒル、 エンデューロ、 トレイルバイクの4つです。
マウンテンバイクを楽しむ方法を学ぶベストの方法は何でしょうか?
とくに今のように遠方への旅行が難しい時節柄には、まだ立ち入ったことのないであろう近場の里山の探索が最上でしょう。新しいバイクとライディングスタイルに慣れるために、まずは地元の河川敷のグラベルや里山のシングルトラックをあちこち見て回るのが一番です。快適に走れるようになったら少しずつ足を伸ばして、バイクパークやトレイルに思い切って挑戦してみましょう。バイクパークのいいところは、さまざまな難易度のトレイルが用意されていることです。新しい高性能バイクと取り組みながらスキルを向上することができます。
トレイルの難易度
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グリーントレイル
走りやすく、初心者向けです。一般的に、平坦で幅広く、ところどころにシングルトラックセクションがあります。斜度が急なところもなく、ほとんどのライダーはまずここから始めるのがよいでしょう。
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ブルートレイル
やや経験を積んだライダーに適した2番目のレベルです。木の根のあるセクションや岩がちのセクションが入っていることもあります。登りの斜度は若干きつく、少々テクニカルな地形が含まれることもあります。
レッドトレイル
能力の高いマウンテンバイカー向けのトレイルで、ほとんどがシングルトラックであり、路面の変化が激しく、テクニカルなセクションが繰り返し現れます。こうしたトレイルには木道部分やバーム、ジャンプ、ドロップオフなどがあり、完走するには体力とスタミナが必要です。
ブラックトレイル
気が弱い人には向きません。厳しく困難なトレイルで、エキスパートレベルの経験が必要です。レッドトレイルと同様、ダウンヒルスタイルの下りを含むあらゆる種類のテクニカルセクションがあります。
マウンテンバイクを楽しみながら快適と感じる範囲を徐々に拡げていけば、最終的には多数のスキルを身につけることができます。ただし、自分の能力を過信せず、難易度順に取り組んでください。
ハードテールか、フルサスペンションか。
Most mountain bikes have at least front suspension, also known as a ハードテールとも呼ばれます。 それに対して、フルサスペンションマウンテンバイク は、リアショックを備え、リア側の衝撃吸収性が優れています。フルサスバイクは高価なので、これを奮発できるかどうかは予算で決まる場合が多くなります。
ハードテールはメンテナンスが必要な箇所が少なく、手の届きやすい価格で、その構造から軽量性にも優れているため、ビギナーには素晴らしい選択肢です。リアサスペンションがないのは不利だと感じるかもしれませんが、よほど荒れた地形でなければ対応できますし、いずれにせよ、初心者であれば、そんな危ないところには近寄りたくないでしょう。とは言っても、自分の力の範囲を少々超えるところに入ってしまうこともあります。そんなとき、構造がシンプルなハードテールマウンテンバイクは、正しいライディングを身に付ける助けになります。
将来的にフルサスペンションマウンテンバイクや E-MTB にアップグレードする決心をした場合でも、ハードテールを通勤用として、または友人に貸すためのバイクとして取っておくこともできるでしょう。27.5インチか、29インチか。
それぞれの長所 と短所を挙げればきりがありませんが、マウンテンバイキングのスタートにあたって眠れなくなるほど悩む問題ではありません。Canyonではフレームサイズに最適なホイールを組み合わせる、「スマートサイジング」を採用しています。これは、同じバイクでも小さいサイズのフレームには27.5インチのホイールを、大きいサイズのフレームには29インチホイールを採用し、体格を問わず誰もがマウンテンバイクを徹底的に楽しむことができるというものです。どちらのホイールサイズでも強力なトラクションと安定性が手に入ります。これこそウィン-ウィンです!
サスペンショントラベル量はどれほど必要でしょうか?
フロントサスペンションには最大コンプレッションと最小コンプレッションがあり、この差がそのままトラベル量ということになります。大まかに言って、トラベル量が120mm以下のものがショートトラベル、140mmを超えるものはロングトラベルと呼ばれます。トラベル量の大きいロングトラベルのバイクは主に、高速でこぶや隆起を越えるために高い衝撃吸収性が求められるダウンヒル、エンデューロ、フリーライドなどの用途で好まれます。一方、トレイルバイクは、速度域の高いトレイルで登りも下りもこなす用途を想定しているため、登りの効率確保のため小さいトラベル量が好まれます。
マウンテンバイクの値段はどれくらいでしょうか?
簡単に言えば、お客様がどこまで求めるかによりますが、トレイルを楽しむなら銀行強盗までする必要はありません。バイクを買うときはつい背伸びしてしまいがちなものですが(Canyonはその辺をよく心得ていますので、どうぞご安心を!)、初心者に最適なオールラウンドマウンテンバイクはわずか799ユーロで入手できます。
中古のマウンテンバイクは新車よりも安価ですが、その個体の履歴が分からない場合、厄介なことになる可能性もあります。別の選択肢として、試乗車やレンタルバイクとして使われていたものを整備して売られているアウトレット品があります。これは異常のないことが保証されており、その使用感や年式からすれば相当な値引きがされています。
マウンテンバイクの最初の一台に最適なモデルとはどんなものでしょう?
Grand Canyon は、実際にお乗りのお客様からのレビュー評価が素晴らしく高いシリーズです。Grand Canyonは、これからマウンテンバイキングの世界に踏み出そうとしているビギナーや、サイクリング自体が初めてという初心者の方にもに最適です。レビューでも、オフロードトレッキングやトレイルを伝って別の町を探訪してみるというような用途に大変好まれていることが分かります。
また、 Stoic も、銀行口座にさほどダメージを与えずにスキルを磨きたいライダーには素晴らしい選択肢になります。パンプトラックもシングルトラックも、何でも一台でこなせるバイクであり、ライダーをがっかりさせることは決してありません。何よりも素晴らしいのは、シーズン中に何が起こっても、ライダーがどんな使い方をしても、メンテナンスの手間が最小限で済むという点です。フレームサイズはどのように決めれば良いでしょうか?
Canyonでは、多年にわたる研究と全世界の何百万ものお客様によるデータを集計して、パーフェクトポジショニングシステム(PPS)を開発しました。身長と股下を測っていただくだけで、完璧にマッチしたフレームサイズを決定できます。
女性には女性専用設計のマウンテンバイクが必要ですか?
バイク購入時に最も重要な要素は、的確なポジション出しをすることです。 CanyonのWMN バイクは、幅の狭いハンドル、短めのステム、そして女性専用設計のサドルを備え、女性ライダーに最適化されています。女性の身長は平均的に男性よりも低いため、Canyonではこれに合わせてXS~MサイズのWMNモデルを提供しているシリーズもあります。
最初はどのような装備が必要ですか?
すでにロードや グラベル で走っているライダーなら、現在の装備の大半が当面流用できるでしょう。ただ、微妙に違う点もあります。
ペダル
マウンテンバイカーが使用するのは、 フラットペダル、 または マウンテンバイク用ビンディングペダル のいずれかです。フラットペダルはクリートがなく、必要なときに簡単に足を下ろせることから、これから自信をつけたいライダーには最適です。日常使いのランニングシューズでも使用できますが、専用設計のマウンテンバイクシューズはグリップとサポートに優れており、投資の価値は十分あります。ビンディングペダルには、こちらも専用の マウンテンバイクシューズ とクリートシステムが必要ですので、どのシステムを使うか決める前には選択肢をよく検討したほうがいいでしょう。
ウェア類
ランニングシャツでもライクラジ ャージでも、 すでにお持ちのものを着てはいけない理由はありません。ただ、快適性という観点で言えば、専用のマウンテンバイクギアに軍配が上がります。マウンテンバイクショーツとジャージは、透湿性素材を使用し、実際のライディングポジションに合わせて製造されています。ヘルメットがマウンテンバイキングに必須であるという点に、議論の余地はないでしょう。コーナーを曲がった先に何が待ち構えているかは全然分かりませんし、あとになって後悔するよりははじめから安全を期すほうが良いに決まっています。
マウンテンバイクアクセサリー
何も持たずにバイクにまたがって出かけることはできますが、楽しい時間を保証するには、いくつか持っておいたほうが良いアクセサリーがあります。
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サングラス
ライディング用 サングラス は、太陽と泥から眼を守ります。薄暗いトレイルで障害物を見分けやすくするレンズを備えるものもあります。
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グローブ
指切りまたはフルフィンガーの グローブ
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パンク修理キット:チューブ、マルチツール、タイヤレバー、ポンプ
残念ながらお客様がパンクに見舞われないと保証することはCanyonにもできません。しかし、万一のパンクの際に パンク修理キット が手元にあれば、その場で修理することができます。
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ライト
楽しい時間がたそがれ時まで続きそうなときは、視認性と被視認性を確保するため、 フロントとリアのライ トを用意しましょう。車道や歩道など、自転車以外も通行する区間を含むルートの場合、これは昼間でも特に重要です。
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ウォーターボトルまたはハイドレーションパック
水分補給を欠かさずに。マウンテンバイキングは激しい運動です! ウォーターボトル と ハイドレーションパック のどちらを選ぶかは、個人の好みです。両方試してみて、どちらが合うか決めると良いでしょう。
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補給食
低血糖状態で脚が回らなくなったりすることなく、ルートの最後まで走り続けられるよう、補給食を常備しておきましょう。
この他にも、心拍数モニター、 GPSコンピューター 、 パワーメーター など、マウンテンバイキングの質とパフォーマンスを向上させる大きな可能性を秘めたアクセサリーは多数あります。ただ、こういったアクセサリーは、ビギナーにとっては必須と言うより「あるといい」程度のものです。小さなことを気にするより、なるべく多くの時間バイクに乗り、ライディングの新しいスタイルになじんでください。こうしたコンポーネントを用意するのは、後で組み込みたくなったときで良いでしょう。
マウンテンバイクの洗車
お使いのコンポーネントを長持ちさせる最も良い方法は、綺麗な状態を保つことです。一度経験すればわかることですが、次回走りたくなったときに泥まみれのバイクが待ってるようにしないために、洗車は乗った後なるべく早く済ませるのが一番です。必要なものは、 バイククリーナー、 2~3本のブラシ、あとはバケツと水だけです。簡単です!洗車のついでに、ブレーキパッドやケーブルなど、可動部品に摩耗や破損の徴候がないか点検しておくとよいでしょう。
さて、心の準備はできたでしょうか?
では、トレイルでお目にかかりましょう。Canyonのニュースレターへの登録もお忘れなく。会員限定のニューモデル情報や、ちょっとしたヒントをお届けします。
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